「なんか、やる気が出ないなぁ〜」
「なんか、調子が悪いなぁ〜」
そんな時、あなたのテンションを上げてくれるものは何ですか?
私の場合、一番テンションを上げてくれるものは、「観客」と「ステージ」である。
僕を待ってくれている人がいる!
僕は自分を全開にする!
「観客」と「ステージ」があれば、わりと簡単にテンションが上がる。
バカじゃないか?と思うくらい単純。この原理原則はいろんなところに応用できる。
「観客」は「朝日」に、「ステージ」は「高台」に置き換えることができる。
だから僕は、「高台」に行き、昇る「朝日」を見るだけでテンションが上がる。
この時、大切なことは、「一人である」ということ。誰かと一緒だと、テンションが上がり切らない。その人のことを気にしてしまうからだ。だから、バンドでステージに立つ時も、自分が一番前に立たないとテンションが上がらない。なので、自分がメインでない時も、必ず一度はステージの一番前に立つ。一度テンションが上がってしまえば後ろに下がっても大丈夫。ちゃんと後ろに控えてコーラスもできる。でも、一度は自分が一番前に立たないとテンションが上がらない。目立ちたがり屋だ、と言われればただそれだけなのだが、実際に自分のテンションを上げ、最高のパフォーマンスを出すためには必要な儀式なので仕方がない。
「観客」と「ステージ」と「自分一人」
これが私のテンションを上げてくれる三種の神器である。
もちろん、他にも私のテンションを上げてくれるものは沢山ある。
カレーとか、担々麺とか。唐辛子とか、山椒とか。僕をホットな気分にしてくれる。
満開の花びらとか、大きく伸びる木とか、ちょろっと出てる芽とか、何になるかわからないような種とか。僕を成長しようという気分にさせてくれる。
水平線の見える海とか、地平線の見える大地とか。うおーっ!と叫びたくなる。大きく前に進んでやるぜぃ!という気分にさせてくれる。
意外と叩き心地のいい電卓も好きだったりする。世界のすべてを数え切れるような気分にさせてくれる。何より、打ち心地がいいとリズム感がある。
変でしょ?
でもいいんです。
僕のテンションが上がることは僕自身にとって大切なことだし、しかも僕のテンションが上がっていれば、周りの人に優しくなれるし、周りの人を楽しませてあげたい思える。
だから私は、自分のテンションを上げること、その環境を意識的に創り出していくことをすごく大切にしている。
気分が落ち込んでいる時、あなたのテンションを上げてくれるものは何ですか?
どうせなら、毎日、自分のテンションを上げてくれるものに囲まれていたいですよね。
ほんの少し工夫するだけで、自分のテンションを上げ、最高のパフォーマンスを出すことができる。
毎日をより豊かで幸せなものにできる。
心からそう信じています。
TAKU &sing