「2018年を終える時、私は、5人の人材を雇っている」
これは、私が年初に掲げた目標の一つだ。
だが、ずっと気になっていた。言葉を気にしていた。
“雇う”という言い方。
“従業員”という言い方。
昨日、その話をある人にしたら、こんな言葉をいただいた。
“団員”
アンドシング株式会社は、『開学』で教育の世界を変える、を使命としている。
あらっ?
いま、「使命」と書いてしまった…
ということは、アンドシング株式会社の使命は、これですね。
『開学』で、教育の世界を変える
すみません。脱線しました。
“団員”という言い方について。
「&sing」で「開学」なら、開学(楽)団員という言い方は、どうですか?
従業員ではなく、団員。
学団員、楽団員、劇団員。
これなら、上下の縦の関係ではな、横の関係をイメージしやすいのでないか?
仲間同士、団員同士の協調、ハーモニーを大切にしていることを伝えやすいのではないか?
そんなことを言ってもらった。
すごく嬉しかった。
ずっと探していた言葉の一つが、具現化されたからだ。
何より、ともに考えてくれたこと。提案してくれたことが嬉しかった。
言葉は大切だ。
イメージは先にある。
そのイメージをうまく表現できる言葉。それがなければ、うまくイメージを伝えることができない。そもそも、イメージ自体をクリアにすることができない。
イメージをクリアにするために、解像度を上げるために、新しい言葉を見つけることはすごく重要だ。苦労はするが、とても大切なことだ。
さて、私のイメージの話。
2018年が終わった時、5人の人と一緒に働いている。
その人たちは、私にとって、従業員ではない。
自分の頭で考えて自分で行動する人たちだ。私が指示して動く訳ではない。
指示はなくとも、みんなが協力し合う。お互いが協調し、ハーモニーを奏でる。もちろん、時に喧嘩もする。いまは出番がなくて休んでいる人もいる。
私も、その一員として働いている時もある。一方で、みんながイキイキと活動している時には、徹底して裏方に回っているかもしれない。弁当を買って来たり、トイレを掃除したり。
“いい学校”を創り上げるために、”いい作品”を創り上げるために、お互いがお互いを見て支え合いながら、活動している。お互いの呼吸、お互いのリズムを感じながら活動している。
すべては、学校に来てくれた人たちに、最高の学びを開いてもらうために。
学校に来て、学校から帰る。学校から帰る時には、新しい自分観や世界観が開かれている。学校に来た時には、まだ見えなかったものが見えるようになっている。
学校に来てくれた人に、そんな風になって欲しい。変わる、というより、開く、という感じ。
とは言え、何か特殊なことをしようとしている訳ではない。もともと学校とは、そういうところであったはずだ。学びとは、そういうものであったはずだ。
登校して下校する。授業が始まり、授業が終わる。その間で、新しい自分観や世界観が生まれるからこそ、授業が楽しい。学校に行くのが楽しい。知ること、わかることが楽しい。だからこそ、また学びたくなる。
アンドシング株式会社では、そんな学校、学びの場をつくりたい。そして次世代リーダーを輩出したい。
『開学』で教育の世界を変える
ってな訳で、アンドシング株式会社では、(密かに)開学団員を5人募集しています!
TAKU &sing