当社の次世代リーダー育成事業では、2つのターゲットを想定している。
①企業の次世代リーダー候補
②中高生の次世代リーダー候補
なぜならば、この先10年における日本の経済環境変化を踏まえると、”同時に”2つの年齢層で次世代リーダーが輩出される必要がある、と考えているからだ。そして、いまの私にとって、悩ましいのは後者の方だ。
なぜならば、これまで中高生との接点が皆無だったからだ。
いまの中高生のことを知りたい。だが、どこで出会えばいいのか?いきなり中学校や高校を訪問すればいいのか?うーん、どうしようかな…
なんてことをボンヤリと考えていた。
企業のことならよくわかる。接点もある。なぜならば、過去ずっと企業の方々と関わりながら仕事をしてきたからだ。経営コンサルティングにせよ、教育研修にせよ、個人コンサルティングにせよ。社長、役員、部課長、現場の方々。業種、業界、部門、職種を問わず、ほんとうにたくさんの方々とお会いしてきた。なので、企業向けの次世代リーダー育成事業は、私個人としてみれば、既知の事業の延長線上にあるものと言える。
それに比べたら、中高生向けの次世代リーダー育成事業は、ほとんどが妄想である。
ちなみに、いま描いている妄想を文字で表現するとこんな感じ。
“起業の種になる「創作」の領域で、「教えたい人」と「学びたい人」をつなぐプラットフォームを形成することで、新たな学校(学びの場)をつくり、次世代リーダーを輩出する”
とは言え、肝心要の中高生のことを知らない。どうしよう?
なまじ、企業のことはすでにわかっていて接点もあるもんだから、ついつい安易にそちらを優先して行動してしまう。「いつか中高生と出会うきっかけもあるだろうさ」と楽観的に捉えて、そちらの優先順位を落としてしまう。企業の方がすぐお金になる可能性も高いからと、これまたついついそちらを優先してしまう。半無意識的に。
既存事業を優先して、新規事業開発活動を後回しにする。既存顧客を優先して、新規顧客開拓を後回しにする。まあ、企業で言えば、よくある話ですよね。
だが、私にとって、より重要かつ緊急性が高いのは、中高生の方だ。知らない、わからないからと言って、動かない訳にはいかない。でも、どうしよう?
なんてことを漠然と思い続けていたら、先日ふとしたきっかけがあった。それをきっかけに、パッと視界が広がった。
そのきっかけとは、ある方と出会い、ある提案をされたことだった。
「私の娘の話を聞いてみませんか?」
目から鱗だった。
その方には、娘さんがいたのだ。しかも高校生。
「おーーーーーっ!そうか!」
「中高生のお子さんを持つ親御さんを介して、中高生と出会い、話を聞かせてもらえばいいのか!」
そのことに気づいてみると、私が中高生と出会い、話を聞かせてもらえそうな接点が浮かぶ浮かぶ!次から次へと浮かんで来た。
中高生には、必ず親がいる
私はその親と知り合いである
当たり前っちゃー、当たり前の話なのだが。なんと言うか。お恥ずかしいというか。いやはや盲点は恐ろしい。
結局、
「チャンスはすでに開かれている」
ということですね。
あとは、それに気づくか気づかないか。
もし中高生のお子さんをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひお子さんのお話を聞かせてください!
次世代リーダー輩出のための新たな学校づくり
『開学』で、教育の世界を変える!
ぜひご協力をお願いできますと幸いです。
TAKU &sing