可否よりも是非

「教育ビジネスは儲からない」

私が学校づくりを志していることを人に伝えた時に、たまに言われる言葉だ。

私はこの言葉を聞くたびに思う。

「いやー、別に儲かるか儲からないかで教育ビジネスを選んだ訳じゃないんだけどなー」

「いま、教育を変える必要がある!と私が信じているからやるだけなんだけどなー」と。

それに加えて思う。

大切なのは、「儲かるか儲からないか」ではなく、「どうしたら儲かるようにできるか?」だと。

社会にとって必要であり、ある人にとって必要であり、自分にとって必要なことなのであれば、やるしかない。

そして、その活動に自分の人生の時間をしっかりと投じ続けるためには、その活動から自分の生活に必要なお金をしっかりと稼ぎ出す必要がある。

これはできるできないの問題ではない。

儲かる儲からないの問題ではない。

やるべきか否かの問題である。

やるべきである以上、やるしかないし、儲けるしかない。

アンドシング株式会社の『開学』事業は、短くとも100年仕事だと私は考えている。なので、少なくとも100年以上は事業が継続できように、お金が回る仕組みを整えておかなければならない。

それを可能にする程度には、儲けなければならない。

あるいは、『開学』事業が儲かって儲かって仕方がないくらい、世の中の人たちに受け入れられなければならない。

そして、その儲けは、さらなる『開学』を進めるために、『開学』事業に再投資されなければならない。

もし、『開学』サービスを切に必要としているが、お金がないためにサービスを購入できない人たちがいるとすれば、その人たちのために儲けは還元されなければならない。

教育ではなく、開学

『開学』で、教育の世界を変える。

そのために、やらなければならないことはやらないといけないし、その活動を100年以上にわたり継続していくために必要なお金は儲けなければならない。

儲かるか儲からないか。

できるかできないか。

ではなく、

やるべきか否か。

必要か否か。

いいことか否か。

可否よりも是非

つねにその優先順位を間違わないようにしながら、『開学』事業の創造に取り組んでいきたいと思っています。

TAKU &sing

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