時代の最先端を体験する

昨日、時代の最先端を体験することの大切さについて話をしていた。

話の発端は、日本のキャッシュレス決済比率が低いということ。

詳しくは、『FinTechビジョンについて(補足資料)経済産業省(2017年5月)』の12ページをご参照ください。

日本のキャッシュレス決済比率(18.3%)は、中国(55%)、韓国(54%)、米国(41%)と比べて圧倒的に低い。

いわば日本では、いまだに”現金”での決済にこだわりを持つ人が多いということ。逆に言えば、現金以外での決済に抵抗を持つ人が多いということ。

「ほんとうにそれでいいのか?」

「そんなことでは日本は海外の最先端から取り残されていくのではないか?」

という話をしつつも、その場にいた誰もが、いまだに日常の買い物では、現金決済をメインにしていた。

要は、お財布に現金を入れて持ち歩くことが”ふつう”だ、と思っている。思い込んでいる。

いまの子どもたちは、3歳くらいで自然とスマホやタブレットを操作する。最近では、Siriに話しかけてスマホを操作する。

googleやLINEのスマートスピーカーが置いてある家で生まれ育った子どもたちは、”自然と”声でモノ、カネ、情報を操作するようになるだろう。

もしそうなっていくとすると、その時代の子どもたちは、ヒトに対する話し方も変わってくるかもしれない。

「オッケー、TAKUさん」

「晩御飯つくって!」

みたいな。

シンプルに指示を出して相手を動かす、ということが、ごく”ふつう”になるかもしれない。

その時、大人は、子どもたちに対して、こう言うかもしれない。

「いまどきの子どもたちは、口の聞き方がなっとらん!人に対して、ぶっきら棒に命令口調でしゃべる。どうなっているんだ?」と。

これに対して、子どもたちは、大人に対して、こう言うかもしれない。

「えっ、そう?シンプルでストレートな言葉の方が伝わりやすいよ。無駄もないし。むしろ、大人の方が無駄口が多いんじゃないですか?」と。

これは、どちらが良いか悪いかではなく、時代の変化なのだ。時代の変化に伴って生まれてくる価値観であり文化なのだ。

これからは、新しいテクノロジーのもとで生まれ育った子どもたちと、古いテクノロジーのもとで生まれ育った大人たちとの間での価値観のギャップがかなり大きくなるだろう。

もしかしたら時代の最先端を走っていないかもしれない日本の中ですらこうだ。

時代の最先端を走っている国の子どもたちや若者たちと比べたら、いわんやをやである。

世代間でのギャップだけでなく、国間でのギャップもかなり大きくなるだろう。

そんな状況の中では、何もしないことが最大のリスクになるかもしれない。

時代に乗り遅れてしまうどころか、時代にまったく付いて行けなくなってしまうかもしれない。

ってことで、

新しいテクノロジーを拒否するのではなく、積極的に取り込んでみる

時代の最先端を自ら体験する

ということが大切ですよね!

という結論に達しました。

いやー、仮想通貨取引もやってみるかな。いまさらながら。

TAKU &sing

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