好きな人がいて、いつまでも告白しなければ、淡い夢を見続けることができる。
「いつかこの人と付き合えるかもしれない」という淡い夢。
だが、告白しない限り、その人と付き合うことはない。
淡い夢が現実になることは一生ない。
一方で、告白したら、フラれるかもしれない。
淡い夢は、無残にも砕け散ってしまうかもしれない。
だが、その時はその時。
淡い夢から目覚めることで、新しい人に出会えるようになる。
新しい可能性が広がる。それもグワッと大きく広がる。
これは恋愛であれ、仕事であれ、趣味であれ、同じことである。
やらないことで残り続けている可能性は、可能性ではない。
可能性のゾンビに過ぎない。
やり残すことは、可能性を生き埋めにすること。
可能性は、実行するからこその「可能」性である。
可能性は、実行することでつぶれる。
その結果が良いか悪いかは関係ない。
サイコロを振る前には、1〜6までの目が出る可能性がある。
サイコロを振ってしまったら、出た目は一つしかない。
だがサイコロを振ることで、新しいマスを進むことができる。
次のマスに進んだら、また新しいサイコロを振ることができる。
可能性はつぶすことで広がる。
最悪なのは、可能性をつぶさずに残し続けることだ。
自分を「可能性のゾンビ」の中に埋もれさせることだ。
可能性はつぶすことで広がる。
いまある可能性をしっかりとつぶすことだ。
好きな人がいるなら「告白」することだ。
やりたいことがあるなら「やる」ことだ。
イケてない自分と向き合うことだ。
どっひー &sing