ネタが見つからない時に、どうするか?
スピーチで話すネタ
ブログで書くネタ
動画で見せるネタ
リーダーは、何かしら自分発のネタを発信していく必要がある。
今日は、ささやかながら、私のブログネタの見つけ方を説明してみたい。
私が、毎日ブログを書く時。大きく3つのアプローチでネタを探す。
1. タイトルを決める
2. 書き出しを決める
3. 書くエピソードを決める
日によって、最適なスタート地点は異なる。
1. タイトルからスタートするケース
「必要悪ってなんや?」というブログは、最初にタイトルが決まった。「必要悪」というタイトルのキーワードから、いくつか思いつくエピソードを探し出す。その中から一つを選んで書く。書き出しは最後に決めた。
2. 書き出しからスタートするケース
「確定申告書の書き方を学ぶということ」というブログは、最初に書き出しが決まった。「明日は確定申告期限である。」という一文をキーにして、思いつくことを引っ張り出してくる。その時、たまたま納税の義務について思いついたので、日本国憲法が定める国民の義務についてインターネットで検索してみた。そしたら、いい感じで国民の三大義務が定められていたので、それをキーワードにして、その後のメッセージを決めた。
3. エピソードからスタートするケース
「時代の最先端を体験する」というブログは、最初にエピソードが決まった。たまたま前日に、印象に残る会話があったので、それを題材にしよう、ということを決めた。エピソードが最初に決まる時は、ブログを書くのが非常に楽だ。その時の光景、会話、感情を思い起こしながら、順に書いていけばいいからだ。
ただし、エピソード起点の場合、以下2点の問題が発生しやすい。
①文章が長くなってしまう
②書いてはいけないことを省かないといけない
前者の問題をクリアするのは簡単だ。
長くなるのを覚悟してそのまま書き続ける。必要ならば、あとで短縮したり、要約していけばいい。
大変なのは、後者の問題だ。
他者の発言は、必ずしも公開されることを前提とはしていない。少なくとも、「○○さんが○○と言った」というように、発言者と発言内容が特定される形で他者の発言をブログに書くことは避けなければならない。本人の同意がある場合や、そもそもその発言が公開されることを前提としていた場合は別だが、通常プライベートな状況下での他者の発言は、非公開が原則である。
このため、エピソード起点でブログを書く場合には、そのエピソードについて書くことを途中で断念することが多い。書いてはいけないことを省いていくうちに、そのエピソードが意味をなさないものになってしまうからだ。
今日もそうだ。ぱっと思いついたエピソードは、3つほどあった。どれもリーダーにとって非常に大事な話だ。だが、そのどれもが他者のプライバシーに関わる内容になってしまう。あるいは、まだ未確定の企画段階の話になってしまう。なので、ブログには書けない。
で、どうしよう?と悩んだ結果、書きあがったのが今日のブログだ。
ネタが見つからない時に、どうするか?
私は3つのアプローチでネタを見つけている。
しかし、それでもネタが見つからない時がある。
その時には、
“ネタが見つからないこと自体をネタにする”
これもまた、一つのアプローチであり、ノウハウではないかな、なんて思っております。
以上、ネタの見つけ方のご参考になれば幸いです。
TAKU &sing