ただただ回を重ねることの大切さ

どうすれば、意識が変わるのか?

全4回シリーズの最終回として、今日は、”小さくとも意義ある成果を積み上げていくこと”の大切さについて書きたい。

その前におさらい。

どうすれば、意識が変わるのか?」について、3月27日のブログに書いた。そこで、以下の内容を書いた。

  • 意識を変えるには継続的な実践が必要
  • 継続的な実践には、ビジョン、仲間、成果が必要

うち、ビジョンについては「問題解決ではなく、ビジョン創造」に書いた。

仲間については、「たった一人の仲間の大切さ」に書いた。

今日は、成果について書く。”小さくとも意義ある成果を積み上げていくこと”の大切さについて書く。

あなたにとって、成果とは何ですか?

何らかの試み、何らかの行動の結果がうまくいったか、うまくいかなかったか?

その成功と失敗を分ける基準は何か?

何を基準にして、ある結果を成功と見るのか?失敗と見るのか?

この基準が誤っていたら、成功を失敗と見誤り、失敗を成功と見誤ることになる。あるいは、そもそも成功が起こっているのにそれが見えない、失敗が起こっているのにそれが見えない。そんな事態に陥ってしまう。

例えば、企業なら利益の損得を基準にするかもしれない。スポーツチームなら勝ち負け。学校なら合否。

しかし、これらは、あくまでも最終の結果に過ぎない。成果ではあるが、その成果を上げるために、どんな努力をするか、どんな行動をするか、何を試みるかの指針にはならない。まして、継続的な実践がうまくいかず心が折れそうになった時に、心の支えになってくれる成果(実績)とは言えない。

成果を何で測るか?

その答えは、人それぞれの中にある。なぜならば、それは自分のビジョンや仲間との関係性により異なるものだからだ。また異なって良いものだからだ。唯一絶対の成果指標などない。自分の心が折れないために、自分の心を支えるために、自分にとって有効な成果指標(あるいは行動指標)を定めればいいのだ。

私は、個人的に読書会を主催し、開催している。毎月実施しており、次回で第27回目となる。

月1回開催なので、第27回目というのは、27ヶ月目、2年と3ヶ月目である。

私は、この読書会の開催については、実施回数にこだわっている。すなわち、実施回数を成果指標としている。

実施回数はわかりやすい成果指標である。なぜならば、これまでに積み上げてきた努力の結果を簡単に人に説明できるからだ。

「私は27ヶ月間にわたり、27回の読書会を開催してきた!」と自信を持って言える。それは自分自身に対して言えることであると同時に、他人に対しても言えることである。だから、自分にとっての強い確信を得ることができるようになる。

加えて、次への努力、行動、試みにとって、明確な指針を得ることができる。27回目の読書会を終えた時には、すでに28回目の読書会への努力が始まっている。27回目の次は28回目。28回目の次は29回目。

ただただ回を重ねていくだけだ。

主催者は私なので、やると決めてやるだけだ。

ただそれだけのことで、自分にとっての確信は高まっていく。回を重ねる過程で沢山の仲間と出会い、知らず知らずのうちに自分のビジョンが断片的に実現されていくのを見ることになる。

そして、もっとも重要なことは、次のことだ。

“ただただ回を重ねることで、自分の自信が積み上がっていくと同時に、自分の無力さを実感していける”

ということだ。

月1回継続することの大変さを知ると、第27回目まで継続できている自分に自信を持てる。しかし、一方では、50回、100回と継続している読書会が存在している。いずれの読書会も月次で実施されているとすれば、私が実施する読書会の開催回数が先の読書会の実施回数を超えることはない。

つまり、先を進んでいる人には、同じだけの努力をしても決して追いつかないことを思い知るのだ。

それは自分の無力さを思い知ることであると同時に、その人のことを尊敬することに繋がる。先人から学ぶべきことが必ずある、ということを知る。それゆえに、つねに謙虚であらざるを得ない。相手は競争相手ではなく、同じ道を歩いている先人なのだ。また、私がその人たちと競争する必要などない。私にできることは、私の道をまっすぐ歩き続けることだけだからだ。

自信を持つと同時に、謙虚になる。

とても素晴らしいことだ。

何かを捨てて、新しい自分に生まれ変わっていく感覚がある。脱皮していく感覚がある。

“素直な心になる”というのは、こういう感覚なのかなぁ、とおぼろげながら感じている。

私にとって、ただただ回を重ねることは、一つの重要な成果であると言える。そしてそれは、私にとっての継続的な実践を可能にするための一つの重要な要素だ。

アンドシング株式会社は、今期設立1期目だ。2期目、3期目とただただ期を重ねていく。経済的成果を上げていくことは当然ながら重要だが、それ以前に回を重ねていくことを重視する。それも進化し続けながら。決して惰性には陥らない。つねに革新していく。

と言いつつも、まだ今期末までは遠い。4月から10ヶ月間ある。1ヶ月、1ヶ月。ただただ回を重ねていくだけだ。

何かを為すことは今日しかできない。いましかできない。

明日は永遠に来ないし、昨日はすでに終わってしまった。

自分の人生において、”いつかやるべきこと”があるのであれば、それは”今日やるしかない”のだ。

TAKU &sing

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