「何かが欠けている」
そう感じた時、人は「欠けているものを埋めたい」と願う。
まるで欠けた月を見る時のように。
「欠けている」と感じるということは、「満ちている」状態をイメージしているということ。
満月を見たことがあるからこそ、それ以外の月が欠けて見える。
だが実は、月は欠けていない。
月が欠けているように見えるのは、太陽の光が当たっていないから。
月は欠けていない。
つねに満ちている。
人も欠けていない。
つねに満ちている。
「何かが欠けている」
そう感じるのは、光が当たっていないから。
人は、自ら輝くことはできない。
自分に光を当てることもできない。
他者に光を当てることしかできない。
人は、お互いに光を当てあうことしかできない。
それは悲しい現実である。
人は、お互いに光を当てあうことならできる。
それは喜ばしい真実である。
自分がそうして欲しいと思うことは、何よりもまず他人にそうしてあげることだ
〜『思考は現実化する』ナポレオン・ヒル〜
どっひー &sing