自分の好きを仕事にする。
そのために、絶対に避けられないのが「お金」の話である。
①好きなこと、やりたいことをやって
②それが仕事になって(=お金をもらえて)
③その収入で自分の生活が回る(=家計収支がプラスになる)
この条件を「自分が頑張れば、なんとか実現できそうだ!」と思えていることが、「自分の好きを仕事にするための一歩を踏み出す」ために非常に重要になる。
好きなこと、やりたいことをやって、仮にそれが仕事になったとしても、「その収入では自分の生活は回らなそうだ」と思っている限り、新たな一歩を踏み出すことはない。
一方で、好きなこと、やりたいことで「自分の生活が回るだけの収入を得られる仕事はないか?」と辺りをキョロキョロと見回したところで、そんな「おいしい」仕事は見つからない。
すでに誰かがやっている「おいしそうな」仕事はあるかもしれないが、自分にとって「おいしい」仕事はない。なぜならば、自分はまだその仕事をしていないからだ。
このジレンマを解消するためには、自分でその仕事をやり始めてみるしかない。実際にその仕事をやってみて、「自分ならどれくらいの収入を得られそうなのか?」を確認してみるしかない。
一方で、それをやり続けた先で「どういう状態になれば、自分の生活が回るだけの収入を得られるようになるのか?」をイメージしておく必要もある。闇雲に仕事をやり続けるだけでは、ゴールに到達しない可能性があるからだ。
そして、このイメージの基礎になるのは「自分の生活が回るために必要な収入はいくらなのか?」ということ。
さらにその前提になるのは「自分の生活が成り立つために“最低限”必要な支出はいくらなのか?」ということ。
「自分の好きを仕事にしたい!」と本気で思う方は、ぜひ次の質問に答えてみてください。
自分の生活が成り立つために“最低限”必要な支出はいくらですか?
この金額が少ない人ほど「自分の好きを仕事にするためのハードル」も低くなることはお分かりいただけると思います。
逆に言えば、この金額が高い人ほど「自分の好きを仕事にするためのハードル」も高くなるため、より早い時期から準備を始めることが大切になるのではないでしょうか?