シンガーソングライター教室

事業構想、いや事業妄想の過程を記しておくことは、後々の役に立つであろう。ということで、現時点での事業アイデアをここに記す。

次世代リーダー輩出のためのシンガーソングライター教室

2月1日に会社を設立して以来、今日で20日目。急速に頭の中が整理されていっている。いま考えている事業アイデアは、2月1日の段階では全く頭の中になかった。2月16日に、私の個人的な夢は武道館単独ライブだ、とブログに書いた時点でもまだ頭の中にはなかった。いや、より正確に言えば、私の心の中にはそのアイデアがずっとあったのだが、頭の中には現れて来なかった、という感じだろうか。

過去10年以上、経営コンサルタントとして、他人の会社の新規事業創造や既存事業変革に関わってきたが、”自分の”の事業を創造(いまはまだ妄想)することがこんなに大変なことだとは思ってもいなかった。

私が小学校の卒業文集に書いた将来の夢は、「自分の会社を建てる」だった。つまり、私は、起業するという意識を遅くとも小学6年生の時には持っていた訳だ。

当時12歳。いまは44歳。その間、32年間。いやー、長い長い。それだけ経って、ようやく妄想。まぁ、自分なりにはそこそこ筋のいい妄想だけど。

さて、そのシンガーソングライター教室だが、まだその中身はない。というか事業そのものはたぶん普通。

重要なのは、その目的や目標。ここは、わりと自分なりにはしっかりとしている。このブログを書き続けていることで固まって来たことでもある。

目的は、次世代リーダー輩出。

目標は、そのための学校(学びの場)づくり。

シンガーソングライター教室は、そのための手段の一つ。私にとっては、かなり重要な手段。

教育ではなく、開学。

開学で教育の世界を変える。

そのために、理解から、創作へ。

創作のゴールは、アンドシング。ともに歌う。

ずっと、音楽に関わる何かで事業を起こしたいと思っていた。でも、「いまさら音楽?」という先入観というか、こっぱずかしさを拭えなかった。

でも、40歳になってから歌を歌うことを再開し、その活動を続けている中で、「やっぱオレ、歌が好きやわ!」と心の底から感じるようになった。

単純に歌っていて気持ちいい、というのもあるが、歌はほんとうに人の可能性を広げてくれる。歌が苦手な人でも、ラララで参加できる。楽器を弾けない人でも、手拍子なら叩ける。誰だってどんな人とだって繋がれる。しかも創造性や即興性に溢れている。そのいくつく先にはゴールがない。だからこそ、自由。

いま、そんな風に思っている。

そんな44歳の私が、今朝ようやくまとめたのは、こんなこと。

・好きなこと→音楽

・得意なこと→教育

・役に立てること→会計

まとめてみると、何のことはない。だが、たったこれだけのことをまとめるのに、ものすごい長い時間がかかった。少なくとも私は。

長い時間がかかった要因を考えてみると、一番大きいのは、この3つの要素の輪が重なる中心に来る事業アイデアが、なかなか浮かばなかったからだ。

でも、ようやく浮かんだ。次世代リーダー輩出のためのシンガーソングライター教室

もちろん、この事業アイデアは、現実の風を受けながら、いろんな形に変化していくだろう。だが、その原型のようなものは、すでにできている。これから、その原型を事業という形にしていく。

いまの日本には、様々な課題がある。

大企業での事業の変革と創造

中小企業での事業の承継と再創造

ベンチャー企業での事業創造の加速化

AIやロボティクスの進化への対応

ダイバーシティ、ワークライフバランスを踏まえた働き方改革

地方創生、地域活性化による地域の社会と経済の自立化

自分の頭で考え、自分で行動できる人の育成

などなど。

私なりに、これらいろーんな課題を総合していくと、その課題解決にとって最も重要な鍵は、”自ら事業を起こす力を持つ人の出現”である、との結論に行き着いた。

だから、アンドシング株式会社の目的は、”次世代リーダー輩出”なのである。

また、次世代リーダー輩出のためには、その人たちが輩出されるための場が必要になる。

だから、アンドシング株式会社の目標は、”次世代リーダー輩出のための学校(学びの場)づくり”なのである。

そして、そのための重要かつ具体的な手段が、”シンガーソングライター教室”なのである。

って、ここまで書いてみて思う。

こうやって文章にして整理してみると、まぁ、かなりぶっ飛んでますね。

なんでシンガーソングライター教室なのか?

リーダー輩出とどう繋がるのか?

そもそもシンガーソングライター教室では、何を教えるのか?

誰が来るのか?

どこでやるのか?

などなど。

次から次へとたくさんの疑問が湧き上がってくる。

それは私が私自身に問いかけている疑問でもある。

これから、それらの疑問を一つ一つ解決していく。

頭に浮かんでしまったものは仕方がない。

変だろうが何だろうが、それは自分の中から生まれてきた赤ちゃんみたいなものだ。

しっかりと育てて行ってあげるしかない。

しっかりと世の中に送り出してあげるしかない。

いま、そんなようなことを思っています。

あっ、ちなみにシンガーソングライター教室で歌の創り方を教えてくれるのは、私ではないですからね!

私はむしろそれを学ぶ生徒の側です。

徒然なるままに、京都へ向かう京阪電車の車中にて。

TAKU &sing

“シンガーソングライター教室” への2件の返信

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