昨日までと今日は違う。

今日、自分のオリジナルソングが出来上がるかもしれない!

昨日まで一曲もなかったけど。

今日、自分のオリジナル名刺が出来上がるかもしれない!

昨日まで一枚もなかったけど。

別に自分オリジナルじゃなくてもいい。

今日、はじめてカレーをつくれるかもしれない!

昨日まで一回もつくったことがなかったけど。

今日、はじめてボタンつけができるかもしれない!

昨日まで一個もつけたことがなかったけど。

今日、はじめてアイロンがけができるかもしれない!

今日、はじめて笑顔で挨拶できるかもしれない!

今日、はじめて心から笑えるかもしれない!

いつだって、はじまりがある。

昨日までと今日は違う。

今日が一番若い。

今日、何かをはじめてみよう!

自分の好きを仕事にするための「お金」の話

自分の好きを仕事にする。

そのために、絶対に避けられないのが「お金」の話である。

①好きなこと、やりたいことをやって
②それが仕事になって(=お金をもらえて)
③その収入で自分の生活が回る(=家計収支がプラスになる)

この条件を「自分が頑張れば、なんとか実現できそうだ!」と思えていることが、「自分の好きを仕事にするための一歩を踏み出す」ために非常に重要になる。

好きなこと、やりたいことをやって、仮にそれが仕事になったとしても、「その収入では自分の生活は回らなそうだ」と思っている限り、新たな一歩を踏み出すことはない。

一方で、好きなこと、やりたいことで「自分の生活が回るだけの収入を得られる仕事はないか?」と辺りをキョロキョロと見回したところで、そんな「おいしい」仕事は見つからない。

すでに誰かがやっている「おいしそうな」仕事はあるかもしれないが、自分にとって「おいしい」仕事はない。なぜならば、自分はまだその仕事をしていないからだ。

このジレンマを解消するためには、自分でその仕事をやり始めてみるしかない。実際にその仕事をやってみて、「自分ならどれくらいの収入を得られそうなのか?」を確認してみるしかない。

一方で、それをやり続けた先で「どういう状態になれば、自分の生活が回るだけの収入を得られるようになるのか?」をイメージしておく必要もある。闇雲に仕事をやり続けるだけでは、ゴールに到達しない可能性があるからだ。

そして、このイメージの基礎になるのは「自分の生活が回るために必要な収入はいくらなのか?」ということ。

さらにその前提になるのは「自分の生活が成り立つために“最低限”必要な支出はいくらなのか?」ということ。

「自分の好きを仕事にしたい!」と本気で思う方は、ぜひ次の質問に答えてみてください。

自分の生活が成り立つために“最低限”必要な支出はいくらですか?

この金額が少ない人ほど「自分の好きを仕事にするためのハードル」も低くなることはお分かりいただけると思います。

逆に言えば、この金額が高い人ほど「自分の好きを仕事にするためのハードル」も高くなるため、より早い時期から準備を始めることが大切になるのではないでしょうか?


ジブンノシゴトのつくり方教室「第3回:自分の名刺をつくろう♪」のご案内

どうなる台風12号?

今週末、「台風12号が28日から29日にかけて本州に接近、上陸する恐れがある」という。

隅田川花火大会、フジロックフェスティバル、はたまたポケモンGOのスペシャル・ウィークエンドなどの大型イベントの開催はどうなるのか?

また、大型イベントに限らず、夏休みということで外出予定の方も多数いらっしゃることと思います。

台風12号の今後の動き。とても気になりますね。

いったい、どうなることやら…

アンドシング スクールでも、28日に2つの講座を開催予定なので心配しております。

願わくば、進路が外れてくれると良いのですが。

皆さま、どうぞくれぐれもお気をつけくださいませ。

そこはかとない不安は、想像力の欠如から生まれるのではないだろうか?

もしも言葉がなくなったら、会話はどのように行われるだろうか?

もしも肩書がなくなったら、自己紹介はどのように行われるだろうか?

もしも会社がなくなったら、仕事はどのように行われるだろうか?

もしも学校がなくなったら、教育はどのように行われるだろうか?

もしも家族がなくなったら、生活はどのように行われるだろうか?

言葉を失う可能性

肩書を失う可能性

会社を失う可能性

学校を失う可能性

家族を失う可能性

「ない」とは決して言えない。

当たり前にあるものを失う可能性を想像しておくこと。準備をしておくこと。

「何があっても食っていく。生きていく」ために、とても大切なことではないでしょうか?

逆に、当たり前にあるものを失う可能性を想像もしないこと。思考の枠外においてしまうこと。

その想像力の欠如が、

「もしも何かを失ったら食っていけないのではないか。生きていけないのではないか」

という、そこはかとない不安を生む要因になっているのでないでしょうか?


もしも言葉がなくなった時のために、自分の詩(うた)で会話してみませんか?

『シンガーソングライター教室(超入門)』
第3回:応援ミニソングをつくろう♪

日時:7月28日(土)16:00〜17:30
場所:アンドシングスクール大阪北浜校

お申込みは、こちら(こくちーずプロ)から。
https://www.kokuchpro.com/event/391629ac3667472ed7d63a67d025765f/290229/


もしも肩書がなくなった時のために、自分の名刺で自己紹介してみませんか?

『ジブンノシゴトのつくり方教室』
第3回:自分の名刺をつくろう♪

日時:7月28日(土)13:30〜15:00
場所:アンドシングスクール大阪北浜校

お申込みは、こちら(こくちーずプロ)から。
https://www.kokuchpro.com/event/62b56b4dd0302ba10ac84685ab5fd8ed/290367/


なお、本ブログ本文の記述にあたっては、『構想力の方法論』紺野登・野中郁次郎(日経BP社)から、多いに刺激を受けました。ありがとうございました。

役立たず不安

先日、一職体験会にいらっしゃった方が、こんなことをおっしゃっていました。

いま学校では、「役立たず不安」が問題になっている。

どんなに好きなことがあったとしても、自分が「人の役に立っていない」と思うと不安になっていく。それが不登校に繋がることもある。

自分が「人の役に立っている」と思える子は、自己肯定感が高く、自分の好きなことを追求することができる。

逆に、自分が「人の役に立っていない」と思っている子は、自己肯定感が低く、自分の好きなことを追求しづらくなる。

例えば、「福祉の仕事をしたい」という子がいたとする。これに対して一般的には「であれば、福祉の仕事に就けるよう、福祉関係の専門学校に行きなさい」という話になる。だけど、専門学校に通っているうちに、福祉の仕事は給料が低いことがわかってくる。一方で、福祉とは関係ないが、給料の高い仕事も見えてくるようになる。

この時、「福祉の仕事をしたい」と思ったけれど、それで自分が「人の役に立てる」と実感できていない子は、他の(給料の高い)仕事を求めるようになり、だんだん福祉の仕事から離れていくことになる。

一方で、「おじいちゃん、おばあちゃんの笑っている顔を見たい!」「私は福祉の仕事を通じて、その実現に貢献することができる(人の役に立てる)」「だから、福祉の仕事をしたい」と実感できている子は、自分のやりたいこと(福祉の仕事)から外れずに済む。

なので、好きなことを追求してそれを仕事にするためには、自分の好きなことが何かをわかっているだけでは十分ではなく、自分の好きなことで「人の役に立てる」と実感できていることが重要になるのではないか?

そのためにも、自分の好きなことで「人の役に立てる」と実感できる体験をどこかでする必要があるのではないか?

そんなことをおっしゃっていました。

「自分の好きなことを仕事にするための条件」と「役立たず不安」の関係。

みなさんはどうお考えになられますか?

ジブンノシゴトのつくり方教室「第3回:自分の名刺をつくろう♪」のご案内

仕事の幅を広げたい方、パラレルキャリア、副業などで新たな仕事をつくっていきたい方、そろそろ独立起業したい方へ。

ジブンノシゴトのつくり方教室「第3回:自分の仕事の名刺をつくろう♪」のご案内です。


新たな名刺で、一歩先の自分をつくりませんか?

『ジブンノシゴトのつくり方教室』第3回では、多彩なキャリアをお持ちである編集者のふっこさんをゲスト講師にお招きします。
情報発信のプロとして、セールスプロモーションのプロと一緒に作ってきた過去5枚の名刺をお見せいただきながら、名刺制作のポイントや、肩書きそのものを柔軟に作っていく方法をお伝えいただきます。

<こんな方にオススメです>
・これまでの仕事の幅を広げていきたいと思っている方
・パラレルキャリア、副業などで新たな仕事をつくっていきたいと思っている方
・そろそろ独立起業しようと思っている方

<講座概要>
①名刺で一歩先の自分をつくろう
名刺に「できること」しか書いていないなんてもったいない
②名刺でやりたいことを宣言しよう
これから「やりたいこと」をどう名刺に盛り込むか
③名刺で自分を進化させていこう
名刺は自分とともに進化していくもの
④自分の名刺をつくってみよう
気になる名刺をもとに自分の名刺をどうつくるか

<どんな名刺が出来上がるの?>
自分の名刺は、人それぞれ。
職業、肩書き、屋号はもちろん、デザインやレイアウトも人それぞれ。
「自分がどうありたいのか?」「どんな仕事をしていきたいのか?」
にもとづく自分の名刺づくりをアドバイスさせていただきます。

<自分の名刺づくりでどんないいことがあるの?>
・仕事の幅が広がる
・初対面の相手とのアイスブレイクになり、より深い会話ができる
・思いがけず多方面の仕事をいただける
などなど。

<自分の名刺づくりで広がる仕事例>
①単発の仕事から継続の仕事へ
名刺の表の肩書きはライター、裏の肩書きはアロマテラピーアドバイザーと、裏表で異なる肩書きの名刺にしたところ、これまで単発だったライターの仕事が「著名なハーブの専門家」の連載(2年間継続)の仕事に発展。

②趣味を同じくする人と繋がれる(+新たな仕事へ)
名刺の裏に、自分の「趣味(これから仕事にしていきたい好きなこと)」を書いたところ、「実は私も同じ趣味をもって活動しているので、そちらでも一緒に仕事をしましょう」と新たな仕事の話へ発展。

<ゲスト講師プロフィール>
ふっこ(藤嶋ひじり)
編集室Roots・きのね出版代表。編集者、コラムニスト、保育士、セミナー講師、シンガーソングライター。保育士から(株)リクルートの編集者に転身。退職後、日経BP社、小学館、NHK出版で取材・執筆、企業の月間広報誌の編集に携わる。インタビューは延べ1,700人以上。自身の体調不良と娘のアトピーを機に生活習慣病予防士、心理カウンセラーなどの資格を取得、表現アートセラピーを学び、座禅道場に入門。バレエ、絵画、ピアノ、合氣道初段、インタビュアー、編集者の経験を生かし、言葉(文章)・身体・音楽など「表現」にまつわるさまざまなワークショップやセミナーを開催、また、みんなの表現の場づくりを広げている。

<日時>
2018年7月28日 (土) 13:30〜15:00

<場所>
アンドシング スクール大阪北浜校
(最寄駅)地下鉄堺筋線「北浜駅」または京阪電鉄「北浜駅」から徒歩約3分、地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」から徒歩約10分
https://www.google.com/maps/place/〒541-0042+大阪府大阪市中央区今橋1丁目7%E2%88%9219+北浜ビルディング+11階/@34.6901597,135.50485,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x6000e6de3d71e7a1:0xadcb48fa5443c05c!8m2!3d34.6901597!4d135.5070387

<定員>
16名

<受講料>
3,000円(税込)
なお、以下の書籍をご持参の方は、1,000円割引となります。

『ジブンノシゴトのつくり方 〜好きを諦めない働き方〜』
土肥卓哉(ギャラクシーブックス)

*書籍のご購入はコチラ(amazon.co.jp)から。
https://amzn.to/2GTfCik

<お支払い方法>
当日、現金にてお支払いください。

<お申し込み方法>
下記「いずれかの」方法でお申し込みください。
①facebookイベントページで「参加予定」を押す。
https://www.facebook.com/events/1641467595975728/

②こくちーずプロのイベントページで申込手続きを行う。
https://www.kokuchpro.com/event/62b56b4dd0302ba10ac84685ab5fd8ed/290367/


自分の名刺づくりは、未来の自分づくり。
「自分がどうありたいのか?」「どんな仕事をしていきたいのか?」
そんなことを考えながら、一緒に自分の名刺をつくってみませんか?

脱サラ起業と間借りカレー(昨日の一職体験会レポートを兼ねまして)

間借りカレー、ってご存知ですか?

間借りカレーとは、あるお店の、ある曜日、ある時間帯だけを間借りして営業しているカレー屋さんのことです。

本格的な脱サラ起業に向けた(試験的な)実践場にもなっているようです。

昨日、コロンビア8 上本町店で、『好きを仕事にする50代からの脱サラ起業』をテーマにした一職体験会を開催しました。

ご参加されたのは、50代を中心に、40代、30代までの男女8名。

その中には、すでに間借りカレーを1年近く続けている方がいらっしゃいました(すでに雑誌にも取り上げられているとのこと)。

それ以外にも、たまに知り合いから注文を受けて自分が作ったカレーを販売している方。あるいは、間借りカレーならぬ、間借りカフェをやっている方もいらっしゃいました。

お三方とも、ふだんは会社員の方。それでいて、ちょこっと起業している。例えば、月1回の頻度で。自分の好きを仕事にしてみている。

ただ、本格的に自分のお店を開くとなると、いろいろと乗り越えないといけない壁が出てくる。悩みや不安が生じてくる。

  • ほんとうにそこまでやりたいのか?
  • ほんとうに毎日やれるのか?
  • 楽しくやり続けられるのか?途中で辛くならないか?
  • ドリームキラーにどう向き合うか?
  • ビジネスとしてどう採算に乗せるか?

などなど。

昨日の一職体験会では、実際に50代で脱サラ起業されたユースケさんの経験談を交えながら、そんな悩みや不安を共有したり、それをどう乗り越えていけばいいか?について大いに話し合いました。

一職体験会終了後、ユースケさんからこんなコメントをいただきました。

確かに私は50代で脱サラ起業しましたが、まだ成功した訳ではありません。また、脱サラ起業に向けた悩みや不安もその乗り越え方も、人それぞれだと思います。人それぞれ、置かれた状況や環境も違いますから。ただそれでも、私の経験談がこれから脱サラ起業を目指す人たちにとって何かのお役に立てば嬉しいな、と思っています。また、このお店が、そんな人たちに気軽に立ち寄ってもらえる場所になればいいな、とも思っています。

当店では、土日祝の夕方以降、いろんなイベントをお客様に貸切で開催していただいています。ぜひ他のイベントにも、足をお運びいただければと思います。

もちろん、イベントがない日でも、ぜひ美味しいキーマカレーを食べに行ってみてください!

コロンビア8 上本町店はこちら。

https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/osaka/A2701/A270205/27097006/top_amp/

水曜日は定休日ですので、お間違えなく!

脱サラ起業に向けた間借り起業。

「自分の好きを仕事にしてみたい!」という想いをお持ちの方にとっては、一考の価値があるのでないでしょうか?

Think Big, Act Small, &Sing♪

感動を分かち合う

美味しいカレーを食べられるのは、美味しいカレーを作ってくれる人がいるから。

素晴らしい歌を聴けるのは、素晴らしい歌を歌ってくれる人がいるから。

逆に、

美味しいカレーを作れるのは、そのカレーを「美味しい!」と言って食べてくれる人がいるから。

素晴らしい歌を歌えるのは、その歌を「素晴らしい!」と言って聴いてくれる人がいるから。

食べる人と作る人。

聴く人と歌う人。

お互いがお互いに対して前向きに関わり合うからこそ、そこに感動が生まれる。

時と場合により自分の立場は異なれど、つねに相手に対して自分の感動を分かち合える人であれたら、とても幸せな毎日を過ごせるのではないでしょうか?

今日はこれから初の一職体験会。

テーマは、『好きを仕事にする50代からの脱サラ起業』

絶品キーマカレーとスパイスの効いた「ここだけの話」を、皆様とともに味わいたいと思います。

「どこで暮らすのか?」「どこで働くのか?」

いずれは家族のいる地元に戻って暮らしたい。でも、地元に戻った時に、仕事の当てはあるのだろうか?

家族が暮らす場所と自分が働いている場所が異なる場合、キャリア選択を考え始める動機が生まれる。

例えば、

いまは東京で働いているが、いずれは親の面倒を見るために地元で暮らしたい(地元で暮らさざるを得ない)。

あるいは、

いまは単身赴任をしているが、いずれは妻(あるいは夫)や子どもたちと一緒に暮らしたい。

あるいは、

いまはお互いに離れた場所にいるが、いずれは彼女(あるいは彼氏)と一緒に暮らしたい。

あるいは、

いまは家族と一緒に暮らしているが、いずれは単身赴任などで家族と離れて暮らすことになるかもしれない。それでも最終的には家族と一緒に地元で暮らしたい。

目的は何であれ、自分にとって大切な人が暮らす場所と自分が働いている場所が異なる場合。相手が暮らす場所を変えてくれないとしたら、どうしても自分のキャリア選択を考えざるを得なくなる。

もちろん、

  • いま会社に勤めており
  • その会社が地元にも事業所を持っており
  • 会社がその事業所への異動を受け入れてくれ
  • 望む仕事と望む給料を与えてくれる

という条件が満たされる可能性があるのであれば、あえてキャリア選択を考える必要はないだろう。

だが、そうではないとしたら…

転職するか、独立起業するか。そのために新たな職業なり、資格なりを身につけるか。

いずれにせよ、どうにかして、地元で暮らしながら働いていく手段を手にいれる必要がある。

「どこで暮らすのか?」

そのために、

「どこで働くのか?」

さらにそのために、

「どの会社で働くのか?」

あるいは、

「どんな職業に就くのか?」

もしも最終的に暮らしたい場所といま自分が働いている場所が異なっているとしたら…

遅かれ早かれ、将来を見越したキャリア選択を考え、その準備をしておくことが、非常に重要になるのではないでしょうか?


「好きを諦めない働き方を見つける」
キャリア選択前のはじめの一歩
『ジブンノシゴトのつくり方教室』
第3回:自分の名刺をつくろう♪

*講座内容のご確認とお申し込みはコチラ(こくちーずプロ)から。

「自分には何もない」からこそ自由でいられるのではないでしょうか?

自分を他人と比べて、こう思ったことはありませんか?

「自分には何もない」

かつて私は、そう思っていたことがありました。

周りの人たちが、やけに「できる人」に見えていました。その時は、誰を見ても「自分より優れている人」のように見えました。

そしてひるがえって自分を見ると、

「自分には何もない」

と感じていました。

でも、よくよく考えてみれば変な話です。

ただの人間として見れば、周りの人たちと自分との違いはそれほどないからです。

違いを感じているとすれば、ほぼ見た目。

容姿、体形。服装、持ち物。あるいは、周りにいる友達や仲間。楽しそうな雰囲気や表情。場合によっては、地位や肩書き。家などの資産や金銭。

冷静に考えてみれば、だから何?というものばかり。

確かに、他人は持っているのに、自分が持っていないものはある。

他人は沢山持っているけど、自分はちょっとしか持っていないものもある。

あるいは、他人はより高級な(と言われる)ものを持っているけど、自分はそういうものを持っていないこともある。

でも、それはそういうもんだ。

人それぞれ、見た目も違えば、持ち物も違う。

他人は他人、自分は自分。

他人から見れば、自分も他人とは違う見た目や持ち物を持っている。

ただそれだけ。

時に悲しくなることもあるかもしれない。悔しくなることもあるかもしれない。嘆きたくなることもあるかもしれない。

でも、悲しんでも、悔しんでも、嘆いても。

いまの自分の状況が変わることはない。自分の見た目も変わらなければ、自分の持ち物も変わらない。

誰かが可愛そうだと思って助けてくれる訳でもない。

もちろん、悲しんでもいいし、悔しんでもいいし、嘆いてもいい。

でも、一つ明らかなことは、それでは自分は変わらない、ということ。

自分が「ほんとうに心の底からそうなりたい!と願う姿」があるのであれば、自分が変わると決意するしかない。

そしてそのスタート地点は、いまの自分の見た目や持ち物でしかない。

他人の見た目や持ち物は全く関係ない。

もちろん、いま足りないものは山ほどある。

だが一方で、自分が変わり始めるために足りないものは何一つない。

子どもの頃、歩けなかった自分が歩けるようになった。

しゃべれなかった自分がしゃべれるようになった。

絵を描けるようになったし、字も書けるようになったし、本も読めるようになった。自転車に乗れるようになったし、野球ができるようになったし、ご飯もつくれるようになった。自分で勉強ができるようになったし、仕事もできるようになった。

できなかったことだらけだった自分が、いまではいろんなことができるようになった。

そこには、『できなかったことをできるようになる力』がある。

それは誰しもに備わっている力。

「自分には何もない」

確かに、そうだろう。

それは別に悲しむことでも、悔しむことでも、嘆くことでもない。

「自分には何もない」

だからこそ、つねに新たな自分になることができる。

いまの見た目や持ち物に必死でしがみつく必要がないからだ。失うものがないからだ。

「自分には何もない」

だからこそ、より柔軟に、より多様な方向に、自分を変化させていくことができる。

いつからでも、ジブンノシゴトをつくり始めることができる。

いつからでも、自分のオリジナルソングをつくり始めることができる。

いつからでも、自分の人生を新しくつくり始めることができる。

「自分には何もない」

だからこそ、自分がつねに自由でいられるのではないでしょうか?

どっひー &sing